就職活動するぞ!で、正社員の仕事や求人情報はどうやって探すの?見つけるの?

就職サイト、就職エージェント、ハローワーク、求人情報誌などなど…。

求人情報を紹介しているメディアはどんどん増えています。

これはとても嬉しいことなのですが、増えているからこその悩みが増えています。

「どこで求人情報を探すのがベストなの?」

「自分に合った求人ってどうやって見つけるの?」

「メディアごとの違いってなに?」

こうした悩みを解決するべく、各求人メディアの特徴やおすすめ、メリット・デメリットをまとめました。

まずは自分に合った求人メディアを見つけるべく、それぞれの特徴を捉えていきましょう。

 

就職・転職サイト

就職・転職サイトはネットの普及により、就職活動ツールの中心になったと言えるでしょう。

基本的な就職・転職サイトの流れはこちら。

  1. サイトに登録する
  2. 希望条件(勤務地・業種など)で求人情報を検索
  3. 企業を選んで応募する

仕事探しにはサイトを利用しますが、応募書類作成・面接対策は自力で行うのが、就職・転職サイトを使用した就活です。

登録した情報もとに、企業からあなたにスカウトメールを送れる機能も一般的になってきました。

また、「転職サイト」と聞くと正社員経験が必須のような印象がありますが、社会人経験がなくても利用可能です。

 

メリット:何よりも手軽さが最大の特徴!

いつでも応募できる手軽さ

就職・転職サイトの良い点は、空いた時間や思い立った時に求人を検索して、応募できる手軽さです。

仕事検索・応募など全てが無料で会員登録するだけなので、利用のハードルもとても低いです。

 

企業からスカウトされることもある

あなたが登録した住所(地域)・年齢・職歴を元に、企業から「採用試験を受けませんか?」とスカウトが来る可能性があります。

スカウトされるということは、それなりに自分の経歴が評価されているということ。

応募して受かる可能性が高いということですね。

就職・転職サイトごとにスカウト機能は若干異なりますので、事前にチェックして、自分に合ったサイトを活用しましょう。

 

併用すればさらに可能性が広がる

就職・転職サイトはできれば複数利用してみる事をお勧めします。

1つのサイトにしか掲載されていない求人情報もあるので、探せる求人の数や可能性がその分広がります。

 

デメリット:自分で全てを決めなければならない

求人情報を自分で整理する必要がある

「業務内容が分かりづらいけど、具体的にどんな事をやってたりするんだろう?」

「どんな人が働いているんだろう」

就職・転職サイトを利用すればマイペースに就活できる一方で、、このような疑問には自分で情報を集めて解決する必要があります。

ただ、自分で求人票を読み、正しく理解するのは結構大変です。

求人票は企業が作成しているので「実際より良く書いてある」「ブラック求人が混ざっている」という可能性も考えながら読む必要があります。

とても時間が掛かりますし、情報を整理する・他の企業と比較する、といった作業が苦手な人には苦痛だと思います。

その場合には、情報整理をしてもらえる就職エージェントを利用した方が楽です。

 

スカウトに期待しすぎるとショックを受けることも

スカウトシステムも一長一短です。

自分に合った就職先から声を掛けてもらえることもあれば、そうでないこともあります。

企業側は条件で検索をかけるため、微妙に自分の経歴・希望とずれていることもあります。

また、企業側は該当する複数の人にスカウトメールを送っていますので、必ずしも受かるわけではありません

スカウトがきて「いけるかも!?」と期待した企業に断られるのは、結構ダメージが大きいです。

また、それで無駄な時間を取られてしまった・・・ということもあります。

 

おすすめサイト:リクナビNEXTは定番で登録必須!

リクナビNEXT

対象 仕事を探している人すべて
対応地域 日本全国
利用料 無料
利用方法 会員登録

転職専門サイトと思われがちですが『未経験歓迎』『経験不問』の求人も多く、仕事を探す全ての人が利用できる総合就職サイトです。

あらゆる職種・業界の求人が掲載されているので「どんな仕事がいいかなぁ?」と考えながら仕事を探したい方に最適です。

スカウト機能もあるので、登録しておけば思ってもみなかった企業からオファーが来る可能性もあります。

 

おすすめポイント

リクナビNEXTが便利なのは、『グッドポイント診断』が利用できることです。

 

グッドポイント

 

質問に答えていくだけで、自分の強みを診断してくれます。

自分でも知らなかった良さを知ることで、仕事探しにも応募時のアピールにも役立ちます。

 

 

就職エージェント

「就職エージェントって求人サイトと同じじゃないの?」と聞かれることがありますが、かなり異なるサービスにです。

就職エージェントの主なサービスは下記のとおり。

    • 専任のカウンセラーがあなたの話を聞いて求人情報を紹介
    • 書類の書き方・面接の練習といった就活全般をサポート
    • 面接日や入社日の調整など、企業との交渉を代行
    • 就活セミナーや説明会の開催

これだけやってもらえて、利用料は全て無料です。

なぜかと言うと、良い人材を発掘・紹介するシステムを整えているため、企業からそれなりの報酬を受け取って運営しているからです。

就職エージェントといっても、第二新卒や既卒向けの求人に特化・ITやファッションなど特定の業種に特化、などエージェントごとに特徴があります。

自分の希望などを踏まえて、自分に合う就職エージェントを探してみてください。

 

メリット:就活のプロのサポートが受けられる

専任カウンセラーに相談できる

何と言っても一番良い点は、ひとりひとりに専任カウンセラーがついてくれること。

求職者の希望とこれまでの経歴を踏まえて「この人に合う!」と思う求人情報を紹介してくれます。

メリット・デメリットといった条件だけで選ぶのではなく、第三者目線から見て「合う」求人を紹介してくれるので、これまでと違った就職活動ができるでしょう。

 

より細かい企業情報を知れる

就職エージェントでは、求人情報誌やサイトだけでは分からない会社の雰囲気・業務内容などの細かい事も教えてもらえます。

これはエージェント担当者が紹介する企業と面談を行なっているからできることです。

その上で「紹介しても問題ない」と判断された企業のみ紹介されます。

万が一、勤め始めた後に「聞いていた話と違う!」という事があった場合にも、専任カウンセラーが相談・交渉に応じてくれます。

一人で悩んだり、我慢して働いたりしなくても良いというのは大きなメリットです。

 

就活の基本から教えてくれる

悩みがちな応募書類の書き方や面接対策もしっかり行なってくれることも大きなメリットです。

「何から手を付ければいいかわからない」と悩んでいる人には打ってつけともいえますね。

 

デメリット:カウンセラーとの相性に左右される

カウンセラーと人間的に合わないことも

エージェントの特徴は、専任カウンセラーと密に連絡を取り合って就活を進めるという点です。

これは大きなメリットでもあるのですが、どうしても合わない場合があります。

人間同士なので、こればかりはどうしようもありません。

もし相性が悪いと思った場合は、専任カウンセラーの変更願いを就職エージェントに伝えましょう。

よくあることなので、遠慮することはありません。

カウンセラーに直接言う必要は無く、代表電話やメールで伝えればOKです。

 

気に入る求人が少ないケースもある

思っていたより仕事を紹介してもらえない場合や、ピンとこない求人を紹介される、というケースもあります。

主な原因として考えられるのは下記のようなことです。

  • 求職者の希望する職種・業界がその就職エージェントの不得意ジャンルだった
  • 担当者があなたの意図や考えを理解していない

こうした状況を回避するためにも、複数の就職エージェントを併用するのはとても良い方法です。

就職活動がうまくいかないのが自分の不手際やわがままなのか、専任エージェントとの相性が悪いだけなのか、ということ判断しやすくなります。

また、就職エージェント企業や担当者ごとにアドバイスも異なりますから、思いもよらない気付きや方向が開ける事も多々あります。

 

おすすめエージェント:就職Shopは人物重視で書類選考無し!

対象 20代中心・職歴不問・学歴不問
対応地域 関東・関西
利用料 無料
利用方法 会員登録

『リクナビ』でおなじみのリクルートが若い年代への就職支援のために運営。

大手ならではの求人数の多さで、様々な職種・業界を取り扱っています。

また、職歴不問なので、フリーター・ニート・無職・既卒向けへのサポートを得意としています。

関東・関西に住んでいる人にはまず登録してほしい就職エージェントです。

 

おすすめポイント

就職Shopの一番の強みは、書類選考が無く、すぐに面接に進めること。

書類選考ではどうしても学歴・職歴が判断のポイントになってしまい、やる気を伝える前に落選してしまうこともあります。

面接から始まる選考方法であれば、経歴に自信が無い人にも平等にチャンスがあります。

 

 

おすすめエージェント:ウズキャリ既卒はブラック企業の無い求人が魅力!

対象 18歳~29歳・職歴不問・高卒以上
対応地域 日本全国
利用料 無料
利用方法 会員登録

ウズキャリは株式会社UZUZが運営する就職エージェントです。

他社の10倍の時間をかける手厚いサポートにより、内定率は83%を超えています。

このサポートがあることで、正社員経験の無いフリーター・ニート・無職の方も就活成功を勝ち取っています。

 

おすすめポイント

ウズキャリは取り扱う求人を厳正な社内基準で審査し、ブラック企業を排除しています。

それが、入社後の定着率が95%という数字に表れており、働きやすい企業を紹介してくれるエージェントと言えます。

できるだけ長く腰をすえて働きたい方におすすめのエージェントです。

 

 

ハローワーク

ハローワークも就職活動を考えたときに思いつく定番ですね。

厚生省(国)がやっているサービスなので知名度が高く「とりあえずハローワーク」と考える人も多いでしょう。

ハローワークにもメリットとデメリットがあります。

すぐに立ち寄って相談できる場所なのでとりあえず使ってみるというのもアリですが、泣きを見ないためにも良し悪しを踏まえておきましょう。

 

メリット:求人検索やセミナーが利用できる

担当者に相談できる

ハローワークに限った話でもないのですが、人に相談しながら就職活動ができるのは大きなメリットになります。

ただし、一人あたりの相談時間は短いため、よりじっくり相談したい人は不満に思うかもしれません。

その場合は、就職エージェントで専任カウンセラーについてもらう方がストレス無く就活できます。

 

職業訓練やセミナーを受けられる

職業訓練をはじめ、色んなセミナーが開催されています。

「手に職がないから就職が難しい」と考えている人にとっても利用価値があります。

 

家からも求人検索ができる

最近ではインターネットサイトと連携しており、家からでも簡単にハローワークの求人がチェックできるようになったところもメリットの1つです。

 

デメリット:ブラック企業の求人を紹介された、という声も

条件を満たせばどんな企業でも掲載できる

デメリットは何と言っても「求人掲載の審査がそこまで厳密ではない」ということです。

「国が運営している」と聞くと、厳しい審査が行われていると思いがちですが、実はそうではありません。

基本的に企業が申告した内容をそのまま掲載しており、内容の審議を確認する作業はしていません。

そのため、企業が建前として出した内容がそのまま掲載されてしまい、「実際働いてみると実情は違っていた…」ということがまれにあるようです。

表に出されない情報にはもちろん表に出されない理由があります。

ブラックな求人情報もパッと見は普通の求人情報ですから、見分けるのは至難の業。

見分ける自信がない人は求人サイトや就職エージェントで探した方が無難です。

 

 

求人情報誌

最後は求人情報誌。

駅やコンビニで配布されたり、家のポストに投函されていたりと、とにかく目に留まりやすい存在ですね。

しかし、ネット・スマホの普及により、掲載数が減ってきているのが現状です。

また、求人情報誌には、無料配布されているものと有料で販売されているものがあり傾向が違います。

「どんな傾向があるのか?」を一緒に見ていきましょう。

 

メリット:地域に特化した求人が探せる

地元密着の仕事が見つかる可能性がある

求人情報誌で就職先を探すメリットは、その地域の求人情報が探しやすいということです。

特に無料配布されている求人情報誌は、地元に密着した求人が多く掲載されています。

販売・配布する地域を絞って求人を出すことができるので、こうした求人が多いんですね。

これは、都市部の求人情報が集まりやすい就職サイト・就職エージェントとの大きな違いです。

 

『有料』か『無料』かで求人の傾向が分かる

あくまで『傾向』ではありますが、以下のような違いがあります。

  • 有料の求人情報誌「じっくり良い人材を探したい」と考えている企業が多い
  • 無料の求人情報誌「なるべくすぐに働いてくれる人を探したい」と考えている企業が多い

もちろん、その企業が懇意にしている雑誌を利用しているだけだったり、特に意図せずに出していたりと、色んなパターンがあります。

『傾向』として覚えておくといいでしょう。

ネットが不得意な人に向けて発信している求人が多いのも、紙媒体ならではの特徴です。

 

デメリット:発行までに時間がかかるので応募が終了している事も

新鮮な求人情報に出会えないかも

求人情報誌のデメリットは、紙媒体なので「発行までに時間が掛かる」ということです。

最近では、求人情報誌と求人サイトで同時に募集を掛けるところも多くなってきています。

ネットは募集を掛けた瞬間から求職者に情報が配信されます。

が、紙媒体は募集が掛かってから印刷され、雑誌として発行されるまでに時間を要します。

そのため、電話したけど募集終了していた、なんて事もしばしば。

すぐに募集を出せるのは企業にとってもメリットが大きいので、多くの求人情報企業は雑誌からサイト募集に移行しています。

よほどこだわりがない場合は、雑誌よりも求人サイトや就職エージェントでを使った方が良いでしょう。

 

まとめ

ここまで正社員になるための求人方法の探し方をご紹介してきました。

各媒体によって色んな良い点・悪い点がありますから、それを知った上で活用するといいでしょう。

基本的にどれも無料で利用できるものばかりなので、気になるものにはとりあえず手をつけてみるといいでしょう。

どれか1つだけに絞るのではなく、並行して利用するのがおすすめです。そうすることで自分に合った求職手段が見つかりやすくなります。

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