就職を避け大学院へ。中退して学んでいたことを活かせる職場への就職まで。

私は大学院を中退後、23歳でフリーターになり、その1年くらい後に就職しましたが、その経緯についてこれから述べさせていただきます。
大学時代は大学卒業後に就職しようという気持ちは全く無く、就職活動を全く行っていなくてそのまま大学院に進学しましたが、研究室の教授と仲が悪くなり中退することにしました。

中退後は、私はゲームが好きだったのでゲームセンターでバイトを始めて、週に4~5日くらいの日勤(9時~18時)で働いていました。
大学院は止めましたが、それは教授と仲が悪いためであり決して就職せずにフリーターになりたいという気持ちは無く、最終的には正社員になろうと思っていて、バイトに飽きてきたら就職活動でも始めようと当初は思っていました。しかし、フリーターになって1か月後くらいに、ふとインターネットで既卒の就職活動について検索したところ、既卒後の期間が長くなればなるほど就職活動に不利になっていくということが分かり、悠長に構えていてはまずいと思い、就職活動を始めることにしました。

インターネットで調べた既卒者向けの就職支援を行っていたのでDODAに登録して活動を始めることにしました。基本的なビジネスマナーや就職活動の仕方(身だしなみ・話し方・話す内容・エントリーシートの書き方等々)を教わり、幾つか興味深い求人情報を見せて頂きました。しかし、自分独自でも仕事を探してみようと、転職フェアなどにも参加してみて就職したい業種の企業を見つけて応募してみることにしました。
転職フェアでは必ずしも大学を卒業していなければ採用を認めないという企業ばかりでなく、既卒でも受けることは可能という企業も多かったため内心ほっとしました。

その後、ひたすら自分が気になった企業の採用試験を受けていきましたが、やはり既卒であるため転職組には中々かなわず、不採用通知が次々と来て気づけば就職活動を始めてから1年程度が過ぎようとしていました。しかし、諦めずに続けてきた甲斐があり、1社から内定のお声がかかって24歳で就職することができました。
就職した先は、私が大学時代に学んでいたことを多少活かすことが出来る食品メーカーで、社員数は200~300名程度のいわゆる中小企業で大手ではありませんでしたが、既卒だったので就職できただけでも大満足です。