コミュ症だから就職できない?コミュ症が就活を上手に進める方法とは?

このページをご覧になっているということは、ご自身がコミュ症(コミュニケーション障害)を持っているという自覚があるのでしょう。
コミュ症というものは、コミュ症じゃない人にはなかなか理解してもらえない辛さがあります。
話したくてもうまく話ができない。仲良くしたくてもできない。
こうしたプライベートの中で問題が済んでいれば問題ありませんが、大人になれば様々な問題が待ち構えています。
就活での情報収集や面接はもちろんのこと、就職した後も多くの人との出会いがあります。それは、学生時代の比ではありません。初対面の人と世間話をするスキルが、必須スキルになるのです。

コミュ症の人にとっては、そうでない人よりも就職をするということは非常にハードルの高いことに思えるでしょう。就活で必須となる面接では、コミュ症は大変不利です。企業に対してどれだけ熱い思いを抱いていても、必ず役に立つであろう能力を持っていたとしても、それを表現することができません。コミュ症であるがゆえに。
そうして、面接に落ちてしまうことが多々あります。
また、コミュニケーション能力があれば、それなりの気持ちにそれなりの能力であっても、それを表現することができるため、コミュ症の人よりも断然優れて見えます。そのため、コミュ症ではない人の方が断然に就活に有利です。
例え、コミュ症の人の方が優れた能力を持っていたとしても、会社はコミュ症でない人の方を積極的に採用するでしょう。

それでは、コミュ症は就職できないのか?と言うと、そういうわけではありません
自分の弱点を知り、就活に挑むことで、『就職』という成果を確実に得ることができます。また、自分のそうした短所を知りながら仕事を選ぶことで、短所を長所として活かすこともできます。そうした就活をすることによって、心地良く長く働ける職場に就職することができるのです。

それでは、自分がコミュ症だと思うあなたがすべき就活とは一体どんなものなのか、順番に見ていきましょう。

あなたは本当にコミュ症ですか?

最初に考えたいのは、「本当に自分はコミュ症なのか?」という点です。
何かをきっかけに自分がコミュ症だと思い込んでいる人、自分がコミュ症だと言い訳することで何かの問題を回避しようとしている人はとても多くいます。
この一文だけで「もしかしたら自分はコミュ症ではないのかもしれない」と自覚した人もいるかもしれません。
そう感じなかった人でも、多くの人に「私はコミュ症だから」と吹聴して回っている人も、本物のコミュ症ではない可能性は非常に高くあります。
こうした人たちは、コミュ症ではなく「自称コミュ症」です。これはこれで本物のコミュ症とは別の問題になってきます。

なぜ自称コミュ症になってしまったのか?原因を考えてみよう

いつから「自分はコミュ症だ」と考えるようになりましたか?よく思い返してみてください。
「高校や大学に入学してこれまでとは違った人たちと話さなければいけなくなった時に、話せなかった」
「家族や親しい友人とは問題なく話せるのに、知り合ったばかりの人とうまく話せない」
こうした理由から、自分をコミュ症と感じている人が多いのではないでしょうか。

これはコミュニケーション障害ではなく、「人見知り」「内弁慶」です。
本気のコミュ症の場合、家族や友人相手であってもまともなコミュニケーションが取れないという問題を抱えています。

もし、「人見知り」「内弁慶」という言葉にハッとした人は、今日からコミュ症を名乗るのをやめて、自分に適した言葉を使ってください
そうすることによって自分の欠点や短所を理解することができ、上手な就活の道へ繋がります。

人見知り・内弁慶はとにかく色んな人と話す練習をしよう

自分が人見知り・内弁慶であることを理解したのであれば、「知らない人とでも知り合いのように話せる話術」を身につけることによって、就活は格段にラクになります。
学校での就職相談では、そうした個性に対応してくれません。
多くの就活生ができることに対しては「そのぐらいできて当たり前」「なぜできないのか」といった対応をされることがほとんどです。
なので、まずは転職エージェントに登録をしてみましょう。
転職エージェントは「転職」という名前が付いているので、「転職をする人しか使ってはいけないのでは?」と思われがちですが、実はそんなことありません。就職活動をしている人であれば、誰でも利用することができるのです。
人見知り・内弁慶なのであれば、「人と話す練習をする」ぐらいの気持ちで転職エージェントを利用するといいでしょう。
転職エージェントに登録すれば、あなたを担当するコンシェルジュが付きます。その人に、色んなことを相談することができるんです。
自分が人見知り・内弁慶であること、そのために就活がうまくいかないこと、何でも相談してみてください。

コンシェルジュはその悩みに真っ向から向き合ってくれます。面接対策はもちろんのこと、そんなあなたの性質を活かした職場まで紹介してくれるでしょう。

本気でガチのコミュ症の就活

自称コミュ症の人は、こうして就活していけばきっといつか就職することができるでしょう。
では、本気でコミュ症の人は、どのようにして就活をしていけばいいのでしょうか?
本気でコミュ症の人の特徴としては、本当に喋れないという点があります。
何かを話さなければいけない時にでも「あ……」「う……」といったような声を発することで精いっぱい。そうして相手があなたと話すことを諦めてどこかへ行ってしまった後で、悔やむのです。
「どうして上手に話せなかったんだろう」
こうして自分自身を責めることによって、どんどんコミュ症が酷くなってしまったり、ニートや引きこもりになってしまったりというケースは少なくありません。

「このままでいい」と思っている人は、ほとんどいないのではないでしょうか。
少なくとも、今このページを読んでいるあなたは、「何かを変えたい」「コミュ症だけど就職をして人生を謳歌したい」と考えているのではないでしょうか。

少しでもそう考えているのであれば、コミュ症であるという短所を抱えたまま、まずは一歩を踏み出してみましょう!

コミュ症の就活はメールのやり取りから始める

就活というと、エントリーシートを送りまくって、リクルートスーツを着てガンガン面接に行きまくって……というイメージを持たれているかもしれません。しかし、就活の形は一つではありません。
コミュ症の場合は、「メールだけのやり取りで悩み相談から就活を始める」というのも、1つの手段です。
企業に直接応募をするとなるとそれは難しいのですが、転職エージェントを介した就活であればそうした就活をすることができます。
転職エージェントでは、登録すれば、あなたを担当するコンシェルジュが付きます。その人が、メールでのやり取り・相談に対応してくれるんです。
「本当にコミュ症で、面接で一言も話せないんです」
「おなかが痛くなって、その場にいられなくなってしまうんです」
あなたの困っている状況を、洗いざらいコンシェルジュに話してしまいましょう。何も恥ずかしいことはありません。あなたのような悩みを抱えている仲間は、この世にたくさんいるのです。
コンシェルジュも、これまでそうした体質の人にアドバイスをして就活を進め、就職を成功させてきました。
そのノウハウを活かして、まずはあなたにメールでアドバイスしてくれます。
メールで相談することで少しずつ気持ちを前に進めていき、「これぐらいならできる」ことを見つけていきましょう。
「これぐらいならできる」を積み重ねていくことは、コミュ症の人が就職をする近道なのです。
コミュ症でない人の就活からしたら遠回りかもしれませんが、自分と違う性質の人たちと比較しても仕方ありません。
自分がコミュ症だということを認め、それを治すのではなくうまく心の中で共存させながら就活の道を進めていくのも、1つの道なのです。
そうすることによって、コミュ症を抱えている人にしかできない仕事を成し遂げられる可能性だってあるのです。
何も焦る必要はありません。
まずは転職エージェントに登録をするという一歩から始めてみませんか?

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