フリーター・既卒・第二新卒・無職・ニート、それぞれの呼び名ごとの違いを整理

フリーター・既卒・第二新卒・無職・ニート。

特に20代の、正規雇用、正社員以外を指す言葉がとても増えてきている印象です。

ここでは、それぞれの違いを整理していきます。 あなたが当てはまる呼び名はどれでしょう??

 

フリーターとは?

フリーターとは端的にいうと、正規雇用・正社員以外として働いている方を指します。 具体的には現在「アルバイト・契約社員・派遣社員」である方が含まれます。

このフリーターという言葉(定義)は1991年に厚生労働省が呼び出した呼称です。 その背景として、その頃からアルバイトなど非正規で働く方が増加してきた事から設けられました。

その当時は新設された言葉(働き方)である事から、一般的ではなかったり、無職と混同されていたりもしました。 その後、2000年代前半の就職氷河期や派遣社員の雇用規制緩和などもあり、フリーターは増加していきました。

 

既卒とは?第二新卒とは?既卒と第二新卒の違い

・既卒 既卒とは、高校・大学(短大・四大・院)や専修学校を卒業したけれど、正規雇用の職歴がない状態を指します。 イメージしやすいのが、新卒入社できず無職やフリーターとして過ごしている方です。

 

・第二新卒 第二新卒とは卒業して就職したけれど、3年以内に転職を考えたり、退職して無職やフリーターとして過ごしている方です。

唯一の違いは「一度でも就職した事があるか?」で、共通点は20代前半の年齢層だけを指すことです。

 

無職とは?ニートとは?無職と無職の違い

・無職 無職とは、その名の通り「職が無い」状態です。 ただし無職といえど、それぞれの背景は違います。

希望する業界への転職を目指した一時的な無職。 怪我や病気で仕事ができ無い療養状態や復帰に向けた訓練状態の無職。

厳密にいうと、定年なさった方も無職と言えば無職です。 ただこの場合は隠居という呼び名がもっとも定着しています。

 

・ニート 無職に近い呼び名にニートがあります。 このニートは現在、正規・非正規にかかわらず働いておらず、職業訓練も行っていない状態を指します。

このニートの語源は英語の頭文字から取られて作られた言葉です。 「Not in Education, Employment or Training(教育・雇用・訓練を行っていない)」

現在働いていないという状態では無職と一緒なのですが『働く意思が無い、教育や職業訓練をしていない』という違いで分けられています。

 

まとめ

フリーター・既卒・第二新卒・無職・ニートの意味や違いを説明してきました。 しかし、自分はどっちに当てはまるのかな?と疑問を持った方もいると思います。

例えば既卒でアルバイトをしていたらフリーターとも既卒とも言えます。 この場合、就活をするときにはフリーター対象の求人・既卒対象の求人のどちらにも応募できます。 どちらかに絞る必要は無いので、可能性を広げていきましょう。

 

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