未経験から介護職への転職について

高齢化社会が進み介護を求める方が増えて行っている現在、常に人手が不足しているのが介護業界です。
その為、介護職は社会人経験や業界経験不問な求人も多く、未経験からでもかなり就職しやすい業界であると言えます。

しかし、介護職といえば、給料が安いわりに労働時間が長くキツいブラック企業だらけ。求人数が多いだけあって、こき使われる。というイメージではないでしょうか。はたしてそれは本当なのでしょうか。

介護職ってどんな仕事なのかをご存知ですか？

介護職と言えば、老人の食事を手伝ったりトイレのお世話、などが介護職員の仕事、といったイメージではないでしょうか。
もちろん、そういった作業はありますが、介護職のやりがい・本当のお仕事を語っている動画がありますので、ぜひご覧ください。

好きか嫌いか言う時間というテレビ番組の介護職特集です。

この動画で語られている通り、「一人で生活できない高齢者の方が楽しく残りの人生を過ごすためにはどうすれば良いか？そのためにはどうすれば良いかを考え実行していく」というのが介護職の本質的な職務内容です。そのためにご自身でできない、入浴介助や食事・トイレのお世話などの「作業」があり、リハビリなどの一種のリハビリなどがあるのです。

介護職員の本質的な面を知って欲しい、というのが現役介護職員の方の声で、誇りに思っている点であることがよくわかります。

介護職への就職をオススメする理由

行政が待遇改善のサポートを行っている

高齢化社会が進んでいる現在、都道府県や国が成長を後押ししている業界の一つが介護業界です。実際に、介護職員を増やす事と今介護職に就いている人が辞めないために「介護職員処遇改善加算」という取り組みを行っています。この、介護職員処遇改善加算とは、職員に支払う給料や研修制度など、国や都道府県が定めた取り決めにしたがっている介護施設や企業に助成金などの金銭的な後押しを行う取り組みを行っています。

給料や研修制度が保証されている上に、人手不足で就職しやすい。という面でかなりオススメできる、未経験から就職する業界と言えます。

資格取得しての給与アップやキャリアアップも考えやすい

就職や待遇の良さ以外にオススメなのが、勤務を続けることで資格を取得していくとさらなる給与や待遇アップが望めます。たとえば、無資格・無経験な状態から3年勤務し、研修を受ける事で、国家資格である介護福祉士の試験を受ける資格がもらえます。

介護福祉士は介護に関わるいくつかある資格の中での唯一の国家資格です。介護福祉士としての資格を得ると、介護士を取りまとめる管理職のようなポジションに立つ事も期待できます。実際に現在人が足りず、その中でも上級資格である、介護福祉士の資格を持っていると、数年後の将来、取り合いになり、給与や待遇がさらによくなる事も期待できます。

という事で、介護職の働く環境がよくなっているのに加え、将来的にも安定している職種、という事で介護職へのチャレンジを積極的に考えてみてはいかがでしょうか。

介護施設ならどこに就職しても良いわけではない

「介護職員処遇改善加算」によって、待遇が改善している介護施設もありますが、そうではない介護施設がある事も事実であり、自分で介護職の仕事を探すのはなかなか難しく、時間もかかるでしょう。
それ以外に未経験で介護職の仕事を探そうにも、「デイサービス？老人ホーム？グループホーム？それぞれの違いってなに？」「ブラックじゃない施設はどこなんだろう？」など細かい点で「？」が湧きなかなか応募まで進む事ができないでしょう。